ぺんぎんと呼ばれた男のブログ

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2021年「大学入学共通テスト」はもう始まっている!?~英語に民間参入~

第2回は具体的に何が変わるのかに少し触れていきます。


平成30年6月30日に 独立行政法人大学入試センターが
【「大学入学共通テスト」における問題作成の方向性等と 本年11月に実施する試行調査(プレテスト)の趣旨について】(以下*1)というものを発表しました。

 

この内容は今まで漠然としていた試験を「枠組みはこんな感じです」といった具合に大きく説明したものです。あくまで今後変更があるものですよということ。

ではさっそく、試験の内容(雰囲気)が出ているのでそれぞれ見ていくことにします

【各教科・科目における問題作成の方向性と、試行調査における問題作成方】(*1 抜粋)


① まずは大半の人が気なっているであろう「外国語」、今回は英語として読んでいく。

(以下抜粋*1)

【試行調査においては、英語の資格・検定試験活用に関する方針も踏まえながら、「読む こと」「聞くこと」の能力をバランスよく把握するため、筆記(リーディング。マーク式) とリスニング(マーク式)を課すこととします。 いずれにおいても、CEFRを参考に、A1 からB1 までの問題を組み合わせて出題します。また、実際のコミュニケーションを想定した明確な場面、目的、状況の設定を重視 します。】

 いきなり凄い角度から来ました。何かというと要は「今後は共通テストに民間が絡みますよ」ということです。具体的な例としてわかりやすいものがあったのでご紹介します。

 

 茨城大学は2019年1月22日にこの新テストで「高校3年生と浪人生のいずれも、同大を受験する年度に習得した英語民間試験の成績に応じ、最大50点を加点することを発表した。」この茨城大学では共通テストで筆記200点、リスニング50点を予定しており、そこに民間試験の成績50点満点(例.高卒レベルとされる英検2級なら40点)が加算される。

 

ここまでの情報で整理すると、


 まず、共通テストで民間試験の成績が考慮される「可能性」が出たのだ。そう、可能性。「茨城大学が発表」という言葉からわかる通り、この民間試験の利用は各大学の裁量になっているのだ。他では東京大学や京都大学が初年度(2020年)は民間試験の成績提出を義務付けないとしている一方、福島大学や静岡大学など地方の国立大では、マーク式の得点に民間試験の成績を加算する方式が広がっている。

 

 これにより民間試験は当該年度での成績となるので4月以降何度か挑戦(英検の他にも提出できる民間試験があります)ができるようになる。がその反面受けなければならい状況も出来てしまっている。また目当ての試験に合格・スコアを残したとしても、いざ願書提出となった時に志望大学を変えることが難しくなる可能性が大いにある。最悪なのは、当初志望していたところは成績の提出不要だったからと、民間試験を受けずにいて、いざ願書提出で志望校変更(余儀なくされた)の場合だ。願書提出はできるだろうが、他の受験生が加点をもらう中、自分には加点ない。

 

 ではどうすればいいのか。一つの策として、受験生となったら一度は規定の民間試験を必ず受けることだ。そうしていれば提出成績がないことは避けられる。できれば1学期に最低受けておいて、2学期以降に2度目以降の受験をすることが良いであろう。1学期に受けていれば、共通テスト受験の有無関係なく私立大学で成績提出することもかなうからだ。また2学期以降は私立の併願試験や体調不良などで未受験してしまうリスクがあり、1学期受験はそのリスク回避ができる。ついでとして、1学期に自分が学外だとどの程度のレベルか把握もでき、夏以降弱点克服などの余裕もできる。

 

 

さて、ここまで書いてきたら察しの良い人はバレているかもしれないが、高校2年生以前での準備が可能であり、民間試験だからこそ、いつからでも対策ができる。逆をいえばしてなければ、しわ寄せが3年生の1学期にドカドカくるでしょう。。

 

とかなり長くなりましたが、英語は現状押さえておくのこの辺りになります。

 

 

最後に。民間試験の導入は、現行試験の「読む・聞く(リスニング)」に「書く・話す」を加えた4技能を評価するのが狙いだそうですよ。

 

 

10年以内に、この試験を突破した子どもたちが社会人なるんですね。